夜行列車の魅力

昭和の思い出

~中央線の旅~
夜行列車には、どこかノスタルジックな魅力があります。
私も高校時代、そんな夜行列車に乗った思い出があります。
長野県にある別荘へは、車で行くこともありましたが、
中央線の夜行列車が私には強烈な印象を残してます。
新宿駅からたしか23:55発の中央線の夜行列車に乗り、
長野県の富士見駅に朝5時ごろ到着した旅でした。

夜行列車に乗る際、駅のホームに並んでいると、大人の皆さんの殺気立った雰囲気に圧倒されたのを覚えています。
限られた座席を確保するための真剣さは、当時の私には驚きでした。
座席を取れなかった場合、床に寝袋を敷いて寝るのが当たり前で、私もその一員でした。
トイレのことはよく覚えていませんが、それさえも忘れてしまうほどの楽しい経験だったのだと思います。

残念ながら、今はもう中央線の夜行列車はなくなってしまったので、
あの頃の思い出を辿って行くことができなくなりましたが、
この旅は、昭和の一場面として心に残り続けています。
夜行列車の静かな揺れとともに、日常から離れた時間が流れ、
少しずつ夜が明けていく瞬間には、独特のワクワク感がありました。
現代ではなかなか味わえない、昭和の夜行列車の旅は、そんな魅力があったんですよね。

令和の思い出

~憧れのサンライズ~
令和の夜行列車の旅。
憧れの「サンライズ出雲」に乗る日がついに来ました。
東京駅で列車を待つ間、ドキドキじながら、ホームに立っていました。
ようやく自分の個室に入ると、まるで小さな冒険が始まったようなワクワク感が広がります。

ビールを片手に、都会の明かりに別れを告げながら、これから始まる旅に思いを馳せました。
心地よい眠気が訪れ、ベッドに横になりましたが、興奮のせいか、なかなか寝付けません。
カーテンを開け、星空を眺めながら、翌日の予定を思い描いているうちに、いつの間にか眠りに落ちていました。

目が覚めてカーテンを開けると、そこには大きな湖が広がっていました。
地図を確認すると、どうやら宍道湖のようです。
「サンライズ」は1時間以上遅れて出雲市に到着しましたが、長く列車に乗ることができて、
かえってうれしかったです。

ふと、昭和の頃に乗った中央線の夜行列車を思い出しました。
座席を確保するために並んだ大変さや、床に寝袋を敷いて寝たことも、
当時は少し面倒に感じましたが、今となっては懐かしい思い出です。
あの体験があったからこそ、今の私が夜行列車の旅に魅了され続けているのかもしれません。

時代は変わり、夜行列車の旅も進化しましたが、私の原点はあの中央線の夜行列車にあるのでしょう。
令和のサンライズの旅を楽しみながら、昭和の思い出が心の中で鮮やかによみがえりました。


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